今さら聞けないブルゴーニュ生産者🇫🇷26

Bon soir‼︎

今週末くらいから、肌感でも暖かさを感じる頃合いになってきました。

寒暖差が激しい為か、色々な花の開花時期が混乱して、ある意味で綺麗に色とりどりで咲き乱れてますね。

さて、しばらくかけてなかった生産者紹介です。

ピエール・モレは、コント・ラフォンやコシュ・デュリと並ぶ、偉大なムルソーの造り手です❗️

ピエール・モレはムルソーの造り手ですが、一族がムルソーにやってきたのはフランス革命まっただ中の1793年のこと。モレと名のつく他のドメ ーヌ同様、もともとはシャサーニュ・モンラッシェの出身だといいます🤔

ピエールの父、オーギュストは1935年にドメーヌ・デ・コント・ラフォンのメタイエ(収穫の一部を受け取る小作人)のひとりとなり、1971年からピエールがそれを引き継きました。コント・ラフォンはムルソーの1級畑や特級モンラッシェなどの素晴らしい畑をもっていましたが、オーナーはつねに他の仕事をもち、畑作業は小作人に任せていました。ところがドミニク・ラフォンがラフォン家で初めての栽培醸造家になると、折半耕作の契約期間を延長せず、ラフォン家のすべての畑を自ら耕作することを宣言。1986年から1991年にかけてピエール・モレは多くの畑を失ってしまいます。

しかしながら、ピエール・モレの手腕に感銘を受けていたピュリニィ・モンラッシェの大ドメーヌであるルフレーヴは、引退が決まっていた当時の醸造長ジャン・ヴィロに代わって、ピエールを招聘。こうして彼は、1988年以降ルフレーヴの醸造長として働き始めました❗️

一方で自身の小さなドメーヌを運営し、さらに1992年にはネゴシアンブランドとして「モレ・ブラン」を設立。2足のわらじならぬ3足のわらじを履くことになります。ルフレーヴの醸造長に就いてから20年後の2008年にはドメーヌ・ピエール・モレとモレ・ブランの仕事に集中するためルフレーヴから離れ、娘のアンヌを共同経営者に迎えて、父娘で11haの畑を耕作、同時にモレ・ブランを経営しています。

ルフレーヴがそうであるように、ドメーヌ・ピエール・モレでも1991年から畑をビオロジックやビオディナミで栽培し、1997年にはすべての畑をビオディナミ農法に転換しました。

アペラシオンはドメーヌもネゴシアンもムルソーを中心にコート・ド・ボーヌに集中しています。

ドメーヌ所有の特級畑はバタール・モンラッシェのみですが、ネゴシアンのにはモンラッシェにコルトン・シャルルマーニュ、赤のコルトンもあり、 またドメーヌのラインナップには、珍しいムルソーの赤「レ・デュロ」があります。この区画は表土が厚く、すこぶるパワフルな赤ワインを生み出します。ピエール・モレのワインはテロワールにきわめて忠実に仕上げられ、ムルソー1級ペリエールはその硬質なミネラル感を前面に押し出し、バタール・モンラッシェはリッチさと力強さが表現されています。

当店でもムルソーはラインナップしてます。

ルフレーヴやコシュ・デュリに比べると、予算的には気持ちお得なのがオススメですね😋

グリーンアスパラガス🫛

Bon soir‼︎

春らしい食材もチラホラ見かけるようになってきましたね。

当店でも恒例の一品が始まりました、

『グリーンアスパラガスの茹で上げ ビスマルク風』

シンプルに塩茹でして、バターの風味が芳ばしい半熟たまごを添えてます。たまごを割ってソースとして、絡めて食べても美味しいです😋

アスパラ特有の苦味が春らしく、たまごの甘さと相性抜群です。

ほんのり苦味の感じる白ワインやロゼワインとはオススメします❗️

GWはいかがでしたか

Bon soir‼︎

皆さま、ゴールデンウィークはゆっくりとできたでしょうか?

今日から、また平時に戻りますが生憎の雨でブルーマンデーならぬブルーデューズデーですね☔️

家族サービスで疲れた方も、お仕事で忙しかった方も五月病にならぬ様に頑張っていきましょう❗️

ちなみに、私はゴールデンウィーク終盤で体調を崩してしまいGW=グアイ・ワルイになってしまい、自宅警備となってしまった今年のGWでした😢

さて、今日から抜栓する数量限定ワインのご紹介です。

『サントネージュ 山梨 牧丘 倉科畑 シャルドネ’20』

なんと1,391本限定販売されたワインなんです‼︎

数本は購入時に抜栓して販売しましたが、割と良く出来ていたので1本だけセラーでねかせてみました。

はとてもボリュームがあり、柑橘、白い花、樽由来のロースト香が感じられ複雑。味わいはフレッシュで芳醇な果実味に加え、滑らかな酸が全体をバランスよくまとめており、ストラクチャーを多く感じるとても余韻の長いワインです。

ちょっと大袈裟かもしれませんが、ムルソーのようなニュアンスも感じとれる気もします🤔

北海道では中々ないタイプのシャルドネですが、好感のもてる味わいですね